NY連銀総裁、厳しい資本基準でリスクテーキング活発化の可能性を警告
[プリンストン(ニュージャージー州) 13日 ロイター] ダドリー米ニューヨーク連銀総裁は、銀行に厳しい資本基準を設けることは、結果的に銀行によるリスクテーキングを活発化させる可能性があると警告した。
同総裁はプリンストン大学での講演の原稿のなかで、銀行に対し流動性を増加させるよう要求することで、流動性問題の連鎖的な拡大が引き起こされるリスクは軽減するものの、銀行取引のコストの上昇にもつながると指摘。
その上で「より大きな流動性バッファーを持つことは、資本利益率が低いことを考えると、コストがかかる。このため、より大きな流動性バッファーを持つよう要求することで、仲介コストが上昇する可能性がある。銀行はこれに対し、より大きなリスクを取ることで対応しようとする可能性がある」と述べた。
同総裁は連邦公開市場委員会(FOMC)の投票権を持つメンバーの1人。この日の講演では、景気見通し、および連邦準備理事会(FRB)の金融政策については言及しなかった。
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