再送:米スティール、サッポロHD株主総会での取締役交代求め委任状勧誘開始
[東京 8日 ロイター] 米系投資ファンドのスティール・パートナーズは8日、今月30日に予定されているサッポロホールディングス(2501.T: 株価, ニュース, レポート)の株主総会でスティールが提案した10人の取締役候補が選任されるように、委任状勧誘を開始したと発表した。
スティールはサッポロHD株を約18%持つ筆頭株主。スティールは今後、東京、大阪など7都市でサッポロ株主に向けた説明会を開催する予定。
スティールは、サッポロの業績目標未達やシェア低下などを理由に、村上隆男社長ら現経営陣の退任を求める一方、現取締役4人の再任に独自候補6人を加えた計10人の取締役候補を株主提案している。一方、サッポロは「スティールの提案は企業価値をき損する」、「スティールの指摘は事実誤認が多い」として反対を表明。すでに交代を発表している福永勝サッポロビール社長を除く現経営陣10人中9人を再任する会社側の取締役候補案を公表している。
09年の株主総会では、サッポロが提案した取締役候補案と大規模買い付けルールの継続にスティールが反対したものの、株主提案は見送っていた。総会では、議決権行使率86%、取締役の選任は75%、買収防衛策の継続は64%の賛成票を得て可決された。今年は、スティールも独自の取締役候補を株主提案したほか、ブログを使って、積極的に株主にアピールを行っている。
スティールは、09年5月に開かれたアデランスホールディングス(8170.T: 株価, ニュース, レポート)の株主総会で、外国人株主の支持を得て、経営陣の交代を成功させた。サッポロの場合も、外国人株主の動向が鍵を握る可能性がある。サッポロによると、昨年6月末時点のサッポロの外国人株主比率は31.8%で、08年12月末の34.9%に比べて若干減少している。
(ロイター日本語ニュース 清水 律子記者)
*8日配信の記事について、体裁を整えて再送します。
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