JTがたばこ値上げ申請、10月から「マイルドセブン」410円へ
[東京 28日 ロイター] 日本たばこ産業(JT)(2914.T: 株価, ニュース, レポート)は28日、たばこ増税に伴う値上げを財務大臣に申請したと発表した。増税により販売数量の減少が予想されるため、増税分以上の値上げとなる。認可を受けた後、10月1日から実施する。
値上げを実施するのは、全105銘柄のうち103銘柄。「マイルドセブン」は現行の300円が410円へ、「セブンスター」は300円が440円となる。
今回の増税は、1本あたり3.5円で1箱70円。JTでは「今回の増税は過去に例のない大幅なものであり、過去の増税時を上回る大幅な販売数量の減少が予想される」とし、増税分以上の値上げを実施する。総需要の減少は、通年ベースで25%を超えると予想している。
JTの2011年3月期は、連結売上高が5兆9800億円(前年比2.5%減)、営業利益が2950億円(同0.5%減)、当期利益が1330億円(同3.9%減)と減収減益を見込んでいる。営業利益予想は、トムソン・ロイター・エスティメーツによる主要アナリスト13人の予測平均値3218億円を下回った。
10月1日実施の増税の影響により、国内たばこの販売数量は1275億本で、前年比16%減と見込んでいる。海外たばこ事業は、単価の上昇やシェア伸長、為替の効果により増益が見込めるものの、国内たばこ事業の減益が上回る。
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