米ビザの4─6月期は利益が予測上回る、手数料の新規制を懸念

2010年 07月 29日 12:46 JST
 
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 [ニューヨーク 28日 ロイター] クレジットカード世界最大手の米ビザ(V.N: 株価, 企業情報, レポート)が28日発表した第3・四半期(6月30日終了)決算は、純利益が7億1600万ドル(1株当たり0.97ドル)となり、1株利益はトムソン・ロイター・エスティメーツがまとめた市場予測の0.93ドルを上回った。

 前年同期は7億2900万ドル(1株0.97ドル)。ただ、これにはブラジル法人ビザネットVNET3.SAの株式売却益が含まれており、これを除いたベースでは、1株利益は0.67ドルだった。

 個人消費の回復を背景に、収入は20億ドルと23%増加した。

 ただ投資家の関心は、デビットカードの手数料に関する新規制に移っており、特に米デビットカード市場を独占しているビザにとっては、収入の押し下げ要因になると懸念されている。

 ビザのサンダース最高経営責任者(CEO)は電話会議で、新規制について「米デビットカード業界の状況を大きく塗り替える」と指摘。業績にどれくらいの影響が出るかについては言及を避ける一方「影響を感じ始めるのは、来年の今頃あたりから」との見方を示した。

 7月28日、米ビザの4─6月期は1株利益が予測を上回ったことが明らかに。写真は同社のクレジットカード。ニューヨークで2008年3月撮影(2010年 ロイター/Chip East)
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