三菱商事の4─6月期当期利益は約2倍、原料炭など好調

2010年 07月 30日 14:01 JST
 
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 [東京 30日 ロイター] 三菱商事(8058.T: 株価, ニュース, レポート)が30日発表した2010年4─6月期の連結業績(米国会計基準)は、当期利益が前年同期比約2倍の1404億円だった。製鉄原料炭の価格上昇やアジアを中心とした自動車関連事業が堅調に推移したことなどが増益に寄与した。

 一方、2011年3月期の通期予想では、当期利益が前年比35.5%増の3700億円とする従来予想を据え置いた。トムソン・ロイター・エスティメーツによる主要アナリスト11人の予測平均値4222億円を大きく下回った。

 4─6月期の当期利益を部門別でみると、稼ぎ頭の金属は821億円(前年同期は278億円)。チリの鉄鉱石関連子会社の株式交換益やオーストラリアで手掛ける原料炭の価格上昇により利益水準を前年比約3倍に押し上げた。このほか、油価上昇などによりエネルギーが263億円(同205億円)、海外自動車関連事業が好調だった機械が164億円(同84億円)などと前年比で当期増益となった。 

 上田良一副社長は会見で、「4─6月期業績も通期(当期利益)見通しに対する達成率は38%となり、まずは順調なスタートが切れた。ただし、商品市況は足元で弱含みで推移し、株価の低迷や円高など先行き不透明感があり、楽観視できる状況ではない」と述べた。ただ、「現在では当初の業績予想に織り込んでいない大口の損失などは発生しておらず、(通期当期利益予想)3700億円は達成できるペース」(上田副社長)としている。

 (ロイター日本語ニュース、浜田健太郎)

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