三菱倉庫が富士物流にTOB、株主の富士電機が一部売却

2010年 07月 30日 22:15 JST
 
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 [東京 30日 ロイター] 三菱倉庫(9301.T: 株価, ニュース, レポート)は30日、富士物流9061.Tに対し株式公開買い付け(TOB)を行うと発表した。買い付け価格は1株450円で、買い付け期間は8月2日から9月15日。総額は約104億円を見込んでいる。

 富士物流の筆頭株主である富士電機ホールディングス(6504.T: 株価, ニュース, レポート)は、保有株式の一部である558万7300株(富士物流保有の自己株式を除く保有割合で22.91%)の応募について同意しており、第2位株主の豊田自動織機(6201.T: 株価, ニュース, レポート)は全保有株式649万1000株(保有割合で26.61%)の応募に同意している。また、富士物流はTOBに賛同を表明している。

 三菱倉庫の買付予定数は、富士物流の自己株式と富士電機の応募対象外株式を除く2314万2148株で、応募株券数が保有割合で66.67%に相当する1626万2000株に満たない場合は、買い付けを実施しない。

 三菱倉庫は買収により、収益拡大やコスト改善に向けたシナジー効果の早期実現を目指す。

 買い付け価格の1株450円は、東京証券取引所における過去3カ月間(4月28日─7月27日)の普通株式の終値単純平均値(187円)に対して140.6%のプレミアムを加えた金額。

 三菱倉庫のファイナンシャル・アドバイザー(FA)は三菱UFJモルガン・スタンレー、富士物流のFAは大和証券キャピタル・マーケッツが務めている。

 (ロイター日本語ニュース 大林優香記者)

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