財政再建に取り組む、衆院解散「まったく考えてない」=首相

2010年 07月 30日 21:48 JST
 
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 [東京 30日 ロイター] 菅直人首相は30日午後の会見で、先の参院選敗北は自身の消費税発言が影響したとしながら、財政再建は避けて通れないと述べ、「これからも財政再建にしっかり取り組む」と語った。

 また、参院で与野党勢力が逆転する「ねじれ国会」への対応で野党に協力を求めるとともに、衆院解散の可能性について「まったく考えていない」と否定した。

 菅首相は会見の冒頭、先の参院選における民主党の敗因について「唐突と受けとめられた消費税発言が大きく影響し、反省している」とする一方、「財政再建は避けて通れない大きな課題であり、これからも財政再建にしっかり取り組む」と強調した。

 策定作業が始まった2011年度予算編成については、雇用と成長を重視した予算づくりをめざすとともに、無駄削減に向けて特別会計を含む事業仕分けなどに優先して取り組むことも明らかにした。

 菅政権は「ねじれ国会」の中で難しい国会運営に直面するが、「与野党が合意した政策は実行可能と前向きに受けとめたい」としながら、「国難においては政局よりも国民の生活が重視されなければならない」と主張。現在の日本は経済の低迷や財政赤字、社会保障不安など「大変な国難にある」とし、「野党も国民のことを考えて行動すると思う。合意できる部分は必ず生まれてくる」と野党に理解を求めた。

 国会運営が難しくなった場合の衆院解散の可能性に対しては「まったく考えていない」と否定した。

 (ロイターニュース 伊藤 純夫記者)

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 7月30日、菅首相は「これからも財政再建にしっかり取り組む」と述べるとともに、衆院解散の可能性について「まったく考えていない」とした。写真は東京の首相官邸で行われた記者会見で撮影(2010年 ロイター/Toru Hanai)
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