米FOMC、景気悪化時の追加支援で一致=セントルイス連銀総裁

2010年 07月 30日 23:58 JST
 
check

 [ワシントン 30日 ロイター] 米セントルイス地区連銀のブラード総裁は30日、経済回復が深刻な後退に陥った場合に一段の支援を提供するとの考えで、米連邦公開市場委員会(FOMC)当局者は全員一致していると述べた。

 ブラード総裁はCNBCテレビで「委員会の全メンバーは(景気低迷時の追加支援で)完全に同じ立場にある。状況が大幅に悪化した場合、われわれは他の措置を講じようとするだろう」と述べた。

 また、長期間にわたり金利を異例の低水準に維持する方針を米連邦準備理事会(FRB)が示していることに対し、目指す景気支援とは逆の効果を招く恐れがあるとの懸念を示した。

 前日の発言内容を繰り返して日本を例に挙げ、自身の調査では長期間の低金利維持がインフレ低下と成長減速を招き、景気低迷につながる可能性があると述べた。

 さらに、実質的なゼロ金利政策の下でFRBは、焦点を低金利維持の確約から、金融システムに対する一段のクレジット投入に移すべきとの見方を示した。

写真

ギリシャ、歴史的な経済悪化に

ギリシャはマイナス成長が5年目に突入。近代における経済悪化の最悪な事例の1つとして不名誉な記録を残しかねない。
  記事の全文 | 特集ページ 

 7月30日、米セントルイス地区連銀のブラード総裁は、景気悪化時に一段の支援を提供するとの考えで、FOMC当局者は全員一致していると述べた。写真は昨年11月ワシントンのFRBビルを撮影(2010年 ロイ/ターYuri Gripas)
最新ニュースのほか、ブログやコラム、スライドショーなどの最新情報をお届け