8月世界全業種生産指数は低下=JPモルガン
[ロンドン 3日 ロイター] JPモルガンが3日発表した8月の世界全業種生産指数は53.9と前月の54.6から低下した。景気判断の分かれ目となる50を引き続き上回っているものの、製造・非製造業部門の伸びがそろって鈍化した。
JPモルガンのディレクター、デビッド・ヘンスレー氏は「8月のPMI(購買担当者指数)は、世界経済の回復ペースが一段と減速していることを示した。第2・四半期に約4%となっていた世界の国内総生産(GDP)
の伸びは、第3・四半期に2.5%付近に減速する公算が大きい」と指摘した。
8月の世界非製造業景気指数は53.5と、前月の54.3から低下。ただ、13カ月連続で節目となる50を上回っている。
非製造業部門の雇用指数は米国・日本・英国・オーストラリア・ロシアでの失業状況を背景に、小幅ながら5カ月ぶりに低下した。
この日発表された8月ユーロ圏サービス部門PMI改定値は7月からほぼ横ばいとなった。スペインが再び節目の50を割り込んだものの、ドイツでの伸びに支えられた。
8月の米ISM非製造業総合指数(NMI)は8カ月連続で節目の50を上回ったものの、7月から伸びが鈍化したほか、市場予想を下回った。
JPモルガンが1日発表した8月の世界製造業景気指数は、新規受注がさえず、前月から伸びが鈍化した。
指数は、JPモルガンが米国、日本、ドイツ、フランス、英国、中国、ロシアなどのPMIに基づいて発表している。
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