6月対米証券投資は2カ月連続売り越し、米国債も約2年ぶりの売り越し

2011年 08月 16日 01:21 JST
 
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 [ニューヨーク 15日 ロイター] 米財務省が発表した6月の海外投資家による対米証券投資は295億ドルの売り越しとなった。売り越しは2カ月連続。

 格下げをめぐる不安が広がるなか、米国債は2009年5月以来、約2年ぶりの売り越しに転じた。売り越し額は45億ドル。前月は380億ドルの買い越しだった。

 米連邦準備理事会(FRB)による量的緩和第2弾(QE2)の終了に伴う市場の混乱も証券投資に影響したとみられている。

 民間の海外投資家による財務省証券への投資は189億ドルの売り越し。中銀など公的機関からの投資は138億ドルの買い越しとなった。

 BNYメロンのシニア為替ストラテジスト、マイケル・ウルフォーク氏は「民間の海外投資家の間で米国債への需要がみられなかったことが目を引いた」と指摘。「(財政赤字をめぐる)議会の紛糾や信用格下げ観測が、米国債に対する信頼を圧迫したとみられる」と述べた。

 長期有価証券(株式スワップ等除く)は37億ドルの買い越しで、前月の同242億ドルから縮小、2009年5月以来の低水準となった。

 社債は107億ドルの売り越し。前月は56億ドルの買い越しだった。株式は39億ドルの買い越しで、前月の同92億ドルから縮小した。

 国別の財務省証券保有は、中国が57億ドル増の1兆1660億ドル。日本は9110億ドルで14億ドル減少した。

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 8月15日、米財務省は6月の海外投資家による対米証券投資は295億ドルの売り越しとなったと発表した。売り越しは2カ月連続。写真は2009年3月、米コロラド州で(2011年 ロイター/Rick Wilking)
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