中国、流動性の伸び抑制のためツールを活用する=人民銀行
[北京 9日 ロイター] 中国人民銀行は9日ウェブサイトに掲載された四半期金融政策報告の中で、信用や投資の伸びを再び押し上げる可能性がある過剰流動性を抑制するため、銀行に対する預金準備率の引き上げなどを含むさまざまな政策ツールを活用していく、との方針を示した。
また、中国ではインフレ圧力が高まっていると指摘したほか、貿易黒字は高水準を維持するとの見通しを示した。
報告は「われわれはさまざまな方法を使う。それには、銀行システムの流動性を効果的にコントロールするための公開市場操作や預金準備率の引き上げが含まれる」と述べた。
さらに「潜在的な投資需要は力強く、投資が持ち直す圧力が見られる」と指摘した。
為替問題については、人民元相場の「基本的な安定」を維持する一方で、為替メカニズムを一段と自由化する計画をあたらめて確認した。
さらに、中国は特に1月に導入した上海銀行間取引金利を通じ、金利の自由化に向けた措置を講じていく考えも示した。
人民銀行は、それ以外に検討している対策として、外貨準備の投資チャネルを拡大することや、クロスボーダーの資金フローの監視を強化することなどを挙げた。
景気に関しては、今年の中国経済は緩やかに減速する可能性がある、との認識を示した。
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