村上ファンド元社員ら、アクティビストファンドを設立

2007年 06月 12日 06:38 JST
 

 [東京 11日 ロイター] 村上ファンドの元社員3人がアクティビストファンド、エフィッシモ・キャピタル・マネジメントを昨年後半に立ち上げ、すでに2億ドル規模の資金を日本の中小型株で運用している。エフィッシモのパートナー兼ファンドマネージャーの高坂卓志氏が11日、東京で開かれているヘッジファンド・インベストメント・ジャパンIQ2007の会場でロイターの取材に答えた。

 高坂氏は村上ファンドの管理・運営会社であるMACアセットマネジメントでファンドマネージャーを務めた。村上ファンドと同様のアクティビストファンドをスタートさせたが、村上ファンドのように世間の注目を浴びるような企業への働きかけは避ける方針という。 

 高坂氏によると、エフィッシモは米国の基金を含む欧米の機関投資家から資金を集めており、その中にはMACの元投資家も含まれる。ただ、日本の投資家は含まれていないという。

 投資の手法として、企業の合併・買収、資産売却、自社株買い、非公開化などの企業イベントを通じた企業価値の創造を目指している。

 今回設立したファンドの目標は「資本の最適化」で、過度な敵対的行為は考えていないが、その可能性については否定できないとしている。

 同氏は、多くの日本企業が多額のキャッシュを保有しているが、高齢者の間で退職者の割合が増え、株主価値創造の重要性について認識が強まっていくため「日本は変わっていく」と述べた。

 
 
 
 
 
 

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