日産自が小型トラック「アトラス」全面改良

2007年 06月 14日 14:41 JST
 

 [東京 14日 ロイター] 日産自動車7201は14日、軽ワンボックス車「クリッパー・リオ」を発売した。また、小型トラック「アトラスF24」も全面改良し20日に発売すると発表した。年間販売目標はクリッパー・リオが4000台、アトラスが1万4500台。ラインアップを拡充し、国内販売の活性化をねらう。

 クリッパー・リオは三菱自動車工業7211の「タウンボックス」をベースにOEM(相手先ブランドによる生産)調達する。三菱自からは、これまでに軽ミニバン「オッティ(三菱自名eKワゴン)」、軽商用車「クリッパー(同ミニキャブ)」をOEM調達しており、クリッパー・リオが三菱自から軽自動車3車種目のOEM調達となる。スズキ7269からも軽自動車2車種をOEM調達しているため、日産自の取り扱う軽自動車は5車種になる。

 同社の軽自動車を含む国内販売は、06年度が前期比12.1%減の73万9925台。このうち軽自動車は06年度に同16.4%増の14万3806台で、国内販売全体に占める比率は05年度の14.6%が06年度は19.4%に高まった。ただ、会見した志賀俊之COO(最高執行責任者)は、軽自動車市場が4―5月に前年同月比で減少傾向にあることや、日産自が普通・小型車に注力していることなどを説明し、今年度の軽自動車の比率は「ほぼ横ばいか昨年を少しを下回る」と述べた。

 日産自から三菱自に対しては、2008年秋から小型商用車「AD/ADエキスパート」を年3000台OEM供給することで合意しており、スズキに対してはミニバン「セレナ」(スズキ名ランディ)を1月から月間700台の販売計画に基づいて供給している。

 小型トラックのアトラスは、日産ディーゼル工業7210との合弁会社(日産自が85%出資)で開発・設計した。日産ディーゼルに生産委託し、日産ディーゼルといすゞ自動車7202に年500-1000台をOEM供給する計画。

 06年度国内販売のうち、アトラスなど商用車は同9.4%減の12万7000台だった。07年度の見通しは公表していない。

 
 
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