外貨準備のユーロ需要は安定的=ECB報告
[フランクフルト 25日 ロイター] 欧州中央銀行(ECB)が25日に発表した報告によると、ユーロの国際的役割は2006年12月以降、安定または1999年の導入以来初めて若干低下している。外貨準備のドルからの分散化を図る各国中央銀行間でユーロ需要は高まっているとみられているが、ECBはユーロの保有は実質為替レートベースで概ね安定的との見解を示した。
同報告によると、現在価値ベースで、各国の外貨準備高に占めるユーロの割合は2006年末時点で25.8%と、2004年末時点の24.9%からやや増加した。しかしECBは、増加する政府系ファンドや中国・インドなどアジア諸国が外貨保有高を開示していない点を指摘した。
債券発行におけるユーロ建ての割合は2005年半ばから2006年末までの1年半に2.5%ポイント低下し31.5%となった。ユーロ圏金利と比べて米金利が高かったことが影響した可能性があるという。同時期の外為決済におけるユーロの比率は41%から39%に低下した一方、ドルの比率は最も多く、安定的に推移した。
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