近鉄が大阪・阿部野橋で大規模再開発、百貨店を広さ日本一に
[東京 8日 ロイター] 近畿日本鉄道(9041.T: 株価, ニュース, レポート)は8日、大阪・阿部野橋で大規模な再開発事業に乗り出すと発表した。高さ日本一の超高層ビルを建設し、広さが国内最大の百貨店に加え、オフィス、ホテルなどを備えた複合施設とする。事業規模は現時点で700億―900億円程度を想定している。
同事業では、近鉄の大阪阿部野橋駅と、傘下の近鉄百貨店(8244.OS: 株価, ニュース, レポート)の阿倍野本店が利用する「阿部野橋ターミナルビル」の旧館部分を撤去。新しい超高層ビルは地下5階・地上59階、高さ約300メートルで、横浜市にある「ランドマークタワー」(296メートル)を抜いて日本一となる。
新しいビルの低層階には近鉄百貨店阿倍野本店が入居する。同店の営業面積は現在7万6600平方メートル(専門店ゾーン含む)だが、増床後は、既存部分(約4万6600平方メートル)と合わせ、約10万平方メートルに拡大する。広さでは百貨店業界最大の松坂屋名古屋店(約8万7000平方メートル)を抜く。阿倍野本店は、工事期間中も営業を続ける。
ビルの中層階は、延床面積6万3000平方メートルのオフィススペースとする。高層階には、客室数約400室のホテルが入居。近鉄は「国際級ホテルの導入を検討する」としており、外資系との提携も視野に入れている。
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