9月末国内投資家保有のBRICs投信残高、初の4兆円超え

2007年 10月 22日 16:14 JST
 

 [東京 22日 ロイター] 国内投資家が保有するBRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国)諸国に投資するファンドの9月末残高が初めて4兆円台に乗せ、過去最高を更新した。9月末残高は前月比15.5%増の4兆1521億7849万円。

 米国のサブプライムローン(信用度の低い借り手向け住宅ローン)問題による世界の金融市場の混乱や円安を背景に8月は残高が減少したが、9月は各株式市場とも混乱前の水準を上回って推移。米ドルを除き全般的に円安に推移したこともあって、ひと月で5500億円を超える残高増となった。1年前からは82%増加。これまでの最高残高は2007年7月の3兆6564億9894万円だった。ロイターが独自に集計した。

 ロイターでは、BRICs市場に投資するファンドを、1)インド株ファンド、2)中国株ファンド、3)ロシア・東欧ファンド、4)BRICs4カ国中心に投資するBRICsファンド、5)ブラジル/ラテンアメリカファンド──の5つのカテゴリーに分けて集計している。

 9月末現在、最も純資産が大きいカテゴリーは中国株ファンドで、前月に続き4カ月連続。BRICsファンドのカテゴリーでは、中国よりも後発のインドの伸びが目覚ましく05年11月からはインドがトップに座っていたが、07年2月に初めて中国がインドを抜きトップにたった。翌3月には再びインドが中国を抜き返したが、インドも中国も残高が1兆円を超えた07年4月に中国が再びトップにたった。カテゴリーごとの残高では、ロシア・東欧ファンドを除く全てのカテゴリーで過去最高を更新した。

 
 
 
 
 
 

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