世界の銀行のサブプライム関連損失、最大4000億ドルの可能性=ドイツ銀行証券

2007年 11月 13日 07:08 JST
 

 [ニューヨーク 12日 ロイター] ドイツ銀行証券のアナリスト、マイク・マヨ氏は12日、世界の銀行がサブプライム(信用度の低い借り手向け)住宅ローン関連で最大4000億ドルの損失を計上する可能性があるとの見方を示した。サブプライムローンの少なくとも4件のうち1件が債務不履行に陥るとみている。

 マヨ氏は、米国のサブプイム住宅ローン市場を1兆2000億ドルとし、1500―2500億ドルの損失が出ると予測。さらにサブプライムに絡むデリバティブ商品の損失として1500億ドルを予想している。

 ベアー・スターンズのアナリスト、デービッド・ヒルダー氏は、米国のサブプイム住宅ローン市場を2兆ドルとし、1500―2500億ドルの損失を予想。「住宅、商業融資両方のポートフォリオで不良債権が増加するとのわれわれの見通しを踏まえると、評価損の状況は改善されるというよりも悪化する可能性が高いと確信する」と話した。

 マヨ氏は、大手銀行および証券会社がサブプライム絡みで1000―1300億ドルの損失を被る可能性があると指摘。このうち年内の損失は、すでに発表された430億ドルを含め600―700億ドルになる可能性があるという。

 第4・四半期のみの損失としては、バークレイズ(BARC.L: 株価, 企業情報, レポート)、HSBCホールディングス(HSBA.L: 株価, 企業情報, レポート)、ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・グループ(RBS.L: 株価, 企業情報, レポート)、UBS(UBSN.VX: 株価, 企業情報, レポート)がそれぞれ50億ドル、メリルリンチMER.Nが40億ドル、バンク・オブ・アメリカ(BAC.N: 株価, 企業情報, レポート)が10億ドルと予想している。

 
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