各金融機関の情報開示が大事=みずほの損失拡大で金融担当相
[東京 16日 ロイター] 渡辺喜美金融担当相は16日の閣議後の記者会見で、みずほフィナンシャルグループ(8411.T: 株価, ニュース, レポート)など大手金融機関が2007年9月中間決算で米国のサブプライムローン(信用度の低い借り手向け住宅融資)関連の損失拡大を発表していることについて「各金融機関が情報開示することが大事だ」との認識を示した。そのうえで「日本の金融システムにダメージを与える状況にはなっていない」と語った。
サブプライムを組み込んだ証券化商品の価格の評価方法については「時価があればそれを基準にするし、時価がなくてもマトリックスで出すし、モデルしかないなら、それでやるしかない。とにかく会計基準の監査の実務指針があるので、それぞれの監査法人がきちんと監査をしているし、各金融機関がきちんとリスク管理を徹底していると思う」と述べた。
サブプライムを組み込んだ証券化商品だけでなく、その他の証券化商品の格下げや価格下落が相次いでいるが「疑心暗鬼の世界だろう。世界に散らばっているCDO(債務無担保証券)とか仕組商品はトレーサビリティ(追跡可能性)がないので、そのあたりが疑心暗鬼の背景にある」と指摘した。そのうえで、証券化商品については「偽装牛肉が混入した牛肉コロッケとかハンバーグが消費者が買いを手控えている状況に似ている。そうした背景を考えれば次の対応策のヒントを与えてくれる」との認識を示した。
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