第3四半期の独GDPは内需主導で加速、今後は鈍化との見方

2007年 11月 22日 18:09 JST
 

 [ベルリン 22日 ロイター] ドイツ連邦統計庁が22日発表した2007年第3・四半期の国内総生産(GDP)伸び率は、季節調整済みで前期比0.7%となり、14日に発表した速報値と同じだった。内需が力強く伸び、第2・四半期から成長が加速した。ただ、ユーロ高や原油価格高騰により、今後は減速が予想されている。

 デカバンクのエコノミスト、セバスチャン・ワンケ氏は、個人消費が経済を支えているのは良いことだが、経済成長への寄与が大きかったのが在庫の積み上がりだったことは残念な点だと指摘。「景気上向きの動きは今後はっきりと弱まり、これは08年半ばまで続く」との見方を示した。

 第3・四半期のドイツGDPの内訳を見ると、成長に寄与したのは内需で、対外貿易はマイナス方向に影響した。個人消費の寄与度は0.3%ポイントで、在庫はGDPを0.4%ポイント押し上げた。

 原油価格が1バレル=100ドルに迫るなか、ドイツおよびユーロ圏の経済の見通しには陰りが出ている。原油高はユーロ上昇によって部分的に相殺されているが、エコノミストによると、企業はユーロ高による価格競争力への負の影響の方が深刻だと感じている。

 ドイツ財務省は、ドイツ企業の輸出見通しが最近悪化していることについて、ユーロ高が一因となっている可能性があるとの認識を示している。

 
 
 
 
 
 
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