ドル、対ユーロで一段と下落する可能性=独財務省

2007年 12月 1日 12:03 JST
 

 [ベルリン 30日 ロイター] ドイツ財務省は30日、ドルが対ユーロで一段と下落する可能性があるとの見方を示すとともに、金融市場の混乱が世界経済成長に予想以上の悪影響を及ぼす可能性があるとの認識を示した。

 財務省は最新の財政見通しのなかで、成長リスクには、原油を中心とした原材料コストの上昇が含まれると指摘。「金融市場の混乱と米不動産市場の問題は、世界経済に、一般に予測されている以上の悪影響を及ぼし、輸出によるドイツ経済の押し上げ効果が低下する可能性がある」との見方を示した。

 また金融市場の混乱を背景に、米国の経常収支や州財政が引き続き高水準の赤字となっていることを踏まえると、ドルは急落するとの予想は排除できないとした。

 ただ、予想以上に活発な投資活動が寄与しドイツ経済は堅調との見通しを強調し、アジア新興国や東欧の発展途上国の強い需要が、一段と明確に米経済成長の減速を相殺する可能性がある、としている。

 国内経済成長率予想については、2007年が2.4%、2008年が2.0%とし、政府の現在の予想と一致する数字を示した。

 
 
 
 
 
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