インドのタタ、2500ドルの超低価格車を発表へ
[ムンバイ 8日 ロイター] インドの自動車メーカー、タタ・モーターズ(TAMO.BO: 株価, 企業情報, レポート)(TTM.N: 株価, 企業情報, レポート)は10日に、販売価格が10万ルピー(2500ドル)の自動車を発表する。これは現在市場で出回っている最低価格帯の自動車の半値以下。
自動車業界ではインドや中国、ロシアなど新興国でシェア争いが過熱しており、この超低価格車の成否によってタタの業界での今後の位置が決まるとして注目されている。
一方でタタは現在、米フォード・モーター(F.N: 株価, 企業情報, レポート)傘下の高級車部門「ジャガー」と「ランドローバー」の買収に向け交渉を行っている。
低価格車には世界の自動車メーカーも関心を示しており、フォルクスワーゲン(VOWG.DE: 株価, 企業情報, レポート)、トヨタ自動車(7203.T: 株価, ニュース, レポート)、ホンダ(7267.T: 株価, ニュース, レポート)、フィアット(FIA.MI: 株価, 企業情報, レポート)が低価格車の生産を目指しているほか、日産自動車(7201.T: 株価, ニュース, レポート)とルノー(RENA.PA: 株価, 企業情報, レポート)は、タタのライバルであるバジャジ・オート(BJAT.BO: 株価, 企業情報, レポート)と組んで、3000ドルの自動車を開発している。
地元証券会社のアナリストは「国際的な自動車メーカーは、新興市場で事業展開するには、10万ルピーではないにしでも15万ルピー程度のモデルを大量生産することの必要性を感じている」と述べた。
インドでの自動車保有割合は1000人に対して8人。2006/07年のオートバイ・スクーターの販売台数は約700万台(最低価格は3万5000─4万ルピー程度)であり、オートバイ利用者が今後、自動車購入に向かう潜在的な可能性は大きい、と見られている。
© Thomson Reuters 2009 All rights reserved.



