ジャスダック、大証との経営統合交渉に協力を確認
[東京 15日 ロイター] 関係者によると、ジャスダック証券取引所は15日の臨時取締役会で、大阪証券取引所との経営統合に向けた交渉を容認する方針を確認した。ジャスダックは自主独立の路線を修正し、ジャスダック株の7割保有する日本証券業協会が、同社株を大証に売却する交渉に協力していく。
大証は、ジャスダックとの統合の条件として、システムの一本化を求めている。関係者によると、ジャスダックは28日定例取締役会で、2009年に稼動予定の自主システムの開発中断を正式に決定する見通し。また、ジャスダックとしても、大証との統合に対しては、独自の条件をとりまとめて提示する意向。
ジャスダックの筒井高志社長は15日、臨時取締役会を受けて、日証協・大証の株式売却の協議について「当取引所を中心に再編され、さらに良い市場に向けて検討が進められることが前提と認識している」としたうえで「大証が提示する条件と当取引所が必要不可欠だと考える条件が話し合われることを期待したい」とのコメントを発表した。
日証協の特別委員会は12月27日、72%を保有するジャスダック株を大証に売却する方針を決めた。日証協の安藤俊夫会長は今月10日、大証の米田道生社長と会談してジャスダック株の譲渡を提案し、大証・ジャスダックの統合に向けた本格的な協議に入っていた。
(ロイター日本語ニュース 村井 令二記者)
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