米経済減速、中国の金融引き締め策に影響を与える可能性=HSBC
[上海 16日 ロイター] HSBCホールディングスの中国担当首席エコノミスト、Qu Hongbin氏は16日、米経済成長の急激な減速を受けて、中国は2008年に積極的な金融引き締め政策を実施することについて見直す可能性がある、との考えを示した。
同氏は08年の中国経済の見通しに関する記者会見で、「中国はジレンマに陥っている。国内のインフレ抑制に取り組む一方、米経済がリセッション(景気後退)入りするかもしれないとの懸念にも直面している」と指摘。「中国が明らかにしたマクロ経済引き締め策は予想以上に緩やかなものとなる可能性がある」と述べた。
同氏は、中国人民銀行(中央銀行)による目先の利上げは0.27%ポイントの1回にとどまるとし、より長期的な金利見通しは米景気に大きく左右されるとの見方を示した上で、「米中の金利差がなくなれば、中国の利上げ余地は抑制されるだろう」と語った。
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