世界的な株価下落を懸念、難局乗り切ることを望む=ユーロ圏当局者

2008年 01月 22日 06:54 JST
 

 [ブリュッセル 21日 ロイター] 欧州連合(EU)高官や金融当局者は21日、米景気後退懸念を背景とした世界的な株安について、懸念を示すとともにユーロ圏経済が厳しい状況を切り抜けることを望んでいるとの見方を示した。

 EUの議長国に就任したスロベニアのバユク財務相は「われわれは懸念している。日々の出来事を追っており、見た目ほど実際の状況が悪くないことを望んでいる」と語った。

 アルムニア欧州委員(経済・通貨問題担当)はユーロ圏財務相会合前、この日の株価の大幅下落は論理にかなったものとの見方を示し、ブッシュ米大統領が打ち出した景気刺激策が景気後退の可能性を抑制することを望んでいるとした。 同時に、欧州が過去ほど米国に依存していないことも指摘した。

 「市場はより顕著な米経済減速、景気後退の可能性まで考慮しているようだ。そのためこれは当然の反応。ただ、とりわけ欧州での経済の実際の情報に注目し、落ち着くことを望んでいる」と述べた。

 トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁はコメントを差し控えた。

 スペインのソルベス第2副首相兼経済・財務相は米株式市場がこの日休場となっていることを踏まえ「この日の欧州市場の状況は一段と上下に振れる展開となったが、特別な日(米休場)だったため、過度で恒久的な結論に至るべきではない」と述べた。

 
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