バンク・オブ・アメリカの第4四半期は95%減益、評価損響く

2008年 01月 23日 08:13 JST
 

 [ニューヨーク 22日 ロイター] 米銀第2位のバンク・オブ・アメリカ(BAC.N: 株価, 企業情報, レポート)が22日発表した第4・四半期決算は、評価損やトレーディング関連の損失で70億ドル超の損失を計上したことが響き、95%の減益となった。

 第4・四半期の純利益は2億6800万ドル(1株当り0.05ドル)。前年同期は52億6000万ドル(同1.16ドル)だった。収入は31%減の126億7000万ドル。

 ロイター・エスティメーツによると、合併コストを除いた1株当り利益は0.09ドル。アナリスト予想は0.19ドル、収入は132億6000万ドルだった。

 ルイス最高経営責任者(CEO)は声明で「明らかに満足できないパフォーマンスだ」とし「2008年については、上半期の経済成長は良くても低水準にとどまるだろうが、慎重ながらも楽観的な見方をしている」と述べた。

 また、電話会議で、配当引き下げは予定していないと述べたほか、08年の利益は1株当り4ドルを「十分上回る」との見方を示した。アナリスト予想は同4.33ドル。

 07年通年の利益は149億8000万ドル(1株当り3.30ドル)と前年比29%減少した。

 第4・四半期のトレーディング損失は54億4000万ドル。前年同期は4億6000万ドルの黒字だった。債務担保証券(CDO)絡みの評価損を52億8000万ドル計上したことで、トレーディング利益が45億ドル、その他の利益は約7億5000万ドル押し下げられたとしている。

 クレジット損失引当金を17億4000万ドル積み増し、33億1000万ドルとした。

 法人向け事業および投資銀行部門は27億6000万ドルの赤字となった。個人および中小企業向け事業の利益は18億7000万ドルと前年同期比28%減。ウェルスマネジメント部門の利益は42%減の3億3400万ドルだった。

 
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