金融市場の混乱は改革の好機、透明性の向上必要─英首相=FT紙
[ロンドン 25日 ロイター] ブラウン英首相は、世界の金融市場の混乱について、今後の危機を回避するための改革を行う好機との見方を示した。英フィナンシャル・タイムズ(FT)に寄稿した。
首相は、市場の透明性向上とグローバルな早期の警戒システムを提唱。「世界経済フォーラムに今週集まった政界・財界の指導者は大半が、1つのことで意見が一致した。それは、世界経済は10年ぶりの難局に直面している、ということだ。一方で、歴史的に見て、混乱の時期が改革の好機であるという点でも、合意すべきだ」と強調した。
首相は「世界の金融システムが直面している難局は、根本的な問題に対処するよい機会。適切に取り組めば、経済運営や規制、インフレ対策を向上させ、今後同様の危機を回避する上で役立つ」と述べた。
また「高いリターンを追及するあまり、投資家は、複雑なデリバティブ商品など、多数の市場でリスクを過小評価してきた」と指摘。
「最近の混乱では、ローンのリスクがそれを理解できない人々に転嫁されたが、これにより4つの問題が提起された」とし、その問題とは国際金融機関の改革、国境を越えた危機管理の向上、市場の透明性向上、保護主義ではなくグローバリゼーションの支持だ、と述べた。
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