インタビュー:次期日銀総裁に武藤氏が有力候補=自民・林氏

2008年 01月 29日 18:52 JST
 

 梶本 哲史記者・伊藤 純夫記者

 [東京 29日 ロイター] 自民党で政調副会長を務め、国会同意人事に関する与党プロジェクトチーム(PT)のメンバーである林芳正参議院議員は29日、ロイターとのインタビューに応じ、次期日銀総裁人事について、武藤敏郎副総裁は有力な候補と述べた。

 日銀総裁の要件として、金融政策や国際金融などに対する見識のほかに日銀のマネージメント能力やインフレ・デフレの双方に対応できる能力を挙げた。民主党が複数候補の提示を求めている点については、政府が決めることとしながらも、正式に複数案を提示することは難しいとの見方を示した。

 福井俊彦日銀総裁は3月19日に任期満了となる。

 国会では、与党が提出する方針のガソリン税の暫定税率などを2カ月程度延長する「つなぎ法案」をめぐって与野党が激しく対立しているが、林氏は日銀総裁人事に関する与野党間の話し合いの機運が削がれるリスクはあるとし、総裁人事に影響する可能性を示唆した。

 インタビューの概要は以下の通り。

 ──「つなぎ法案」をめぐる与野党対立が日銀総裁人事に影響する懸念はないか。

 「今の段階では、混乱回避法案(つなぎ法案)は提出されておらず、影響は読みにくい。(日銀総裁人事について)こちらはいつでも(野党と)話し合いに応じる準備はあるが、こちらだけで話し合いはできない。客観的には、話し合いの機運がそがれるリスクはある」  続く...

 
写真
揺らぐ景気回復期待

株価反発を支えてきた景気回復期待が揺らいでいる。雇用統計が予想外の悪化となり、米国消費への不安が強まっているためだ。  記事の全文 | 関連記事 

 
Photo

編集長のおすすめ

  • ニュース
  • 写真
  • ビデオ
 
写真

サンフランシスコ地区連銀のイエレン総裁は、今後2年間はFF金利がゼロ近辺にとどまる可能性があると指摘した。  ブログ