1月の米非農業部門雇用者数は‐1.7万人、4年半ぶり減少
[ワシントン 1日 ロイター] 米労働省が1日発表した1月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が1万7000人減少した。マイナスはほぼ4年半ぶり。景気減速を背景に建設および製造部門で雇用が引き続き減少した。
ロイターによるアナリスト予想は8万人増だった。
12月の雇用者数が速報値の1万8000人増から8万2000人増に上方修正される一方、10月と11月分が下方修正されたことで、2007年末に向かい雇用の伸びがすでに減速していたことが浮き彫りになった。
雇用減少は03年8月以来で、一部のアナリストは経済の減速を示唆しているとの見方を示した。
ユーラー・ヘルメスACIの首席エコノミスト、ダニエル・ノース氏は「(米経済は)現在、リセッション(景気後退)の瀬戸際だ。雇用統計は遅行指数であり、とどめをさされた格好だ」と話した。
1月の失業率は4.9%で、12月の5%から若干低下した。
アナリストは、景気後退の回避に向け一段の政策措置が必要になる可能性があると指摘。デイリーFXドットコムの首席通貨ストラテジスト、ボリス・シュロスバーグ氏は「FRBが利下げ継続を余儀なくされることは明らかで、長期的に見て非常にネガティブな内容だ」と述べた。
1月の製造部門の雇用は2万8000人減となり、1年7カ月連続で減少した。建設部門も2万7000人減。06年9月のピークから28万4000人減少したことになり、住宅建設部門での雇用減少が続いていることを反映している。
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