G7、世界経済安定に各国連携のメッセージ出せるよう臨む=財務次官
[東京 4日 ロイター] 津田広喜財務次官は4日の定例会見で、9日に東京で開催される7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)における国際協調の議論に関し、サブプライムローン(信用度の低い借り手向け住宅融資)問題の影響で世界経済に不透明感が出ているとの認識を示したうえで、金融市場・世界経済の安定に向けてG7各国が連携して取り組むメッセージが出せるよう臨むと語った。
金融市場の不安定な状況が続き、世界経済の先行きに不透明感が漂う中で、市場では、東京G7における国際協調を期待する声が出ているが、津田次官は「サブプライム問題に端を発し、世界の金融市場でいろいろな混乱が生じた。それが金融市場だけではなく、実体経済にも及んでいくかも知れないとの懸念があり、世界経済の先行きに対する不透明感が出ている」との認識を示した。
サブプライム問題に関して金融安定化フォーラム(FSF)が、1)証券化商品の価格評価、2)金融機関のリスク管理、3)格付けのあり方──などを研究・分析しており、東京G7で報告が行われる。
津田次官は、FSFの報告書などを踏まえて「金融市場・世界経済安定に向けてG7各国が連携して取り組んでいくというメッセージが出せるよう、(額賀財務相が)議長として臨むことになる」と国際協調を探る考えを示したが、具体的なメッセージの内容については「実際に議論してみないと(わからない)。今の段階で予断を持って申し上げるのは難しい」と述べるにとどめた。
(ロイター日本語ニュース 伊藤 純夫記者 )
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