米MBIAを格下げの可能性、CDO関連の損失見通しで=フィッチ

2008年 02月 6日 08:51 JST
 

 [ニューヨーク 5日 ロイター] フィッチ・レーティングスは5日、米金融保証会社MBIA(MBI.N: 株価, 企業情報, レポート)の金融保証部門が持つ最上級格付け「トリプルA」を引き下げる可能性があることを明らかにした。債務担保証券(CDO)へのエクスポージャーによる損失の見通しを修正したことが理由としている。

 フィッチはまた、フランスの銀行ナティクシス(CNAT.PA: 株価, 企業情報, レポート)傘下の金融保証会社CIFGについても、損失見通しの修正を受けて「トリプルA」格を引き下げる可能性があるとした。

 フィッチは、高リスクの住宅ローン担保証券(RMBS)などを担保とするCDOについて、評価手法の変更により損失見通しが大幅に拡大する可能性があるとした。

 MBIAはすでに15億ドルの資本増強を行っているが、フィッチは、「トリプルA」格の維持には十分でない可能性があるとしている。

 また、損失見通しの修正について「米不動産市場の変動の大きさや、モーゲージのパフォーマンスに関するネガティブなニュースがいかに速いスピードで出てきているかを反映している」と述べた。

 
写真
揺らぐ景気回復期待

株価反発を支えてきた景気回復期待が揺らいでいる。雇用統計が予想外の悪化となり、米国消費への不安が強まっているためだ。  記事の全文 | 関連記事 

 

編集長のおすすめ

  • ニュース
  • 写真
  • ビデオ
 
写真

サンフランシスコ地区連銀のイエレン総裁は、今後2年間はFF金利がゼロ近辺にとどまる可能性があると指摘した。  ブログ