現時点では全く白紙=日銀総裁人事で小沢民主党代表

2008年 02月 9日 17:30 JST
 
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 [千葉 9日 ロイター] 民主党の小沢一郎代表は9日、武藤敏郎日銀副総裁の総裁昇格案が一部で報道されたことに関連し、現時点では全く白紙だとの認識を示した。政府側からの提案は現時点ではないとし、日銀総裁の要件については、財金分離は1つの考え方だが、それ以外の考え方も存在する、とした。衆院選の候補者決定に関する記者会見で述べた。

 読売新聞の9日付朝刊は、政府が福井俊彦日銀総裁の後任に武藤副総裁を昇格させ、副総裁の1人に白川方明・元日銀理事を充てる人事案を15日にも国会に提示する方向で最終調整に入った、と報じた。

 武藤副総裁の総裁昇格案について小沢代表は「日銀総裁人事はわれわれに任命権はないので、私が今どうこう言う立場ではない」と述べた。そのうえで政府側からの提案はないとし、「現時点では全く白紙である」と語った。

 また、日銀総裁人事で党内に根強くある「財金分離」の考え方について小沢代表は「財金分離は1つの考え方である」としながらも、「もちろんそれ以外の考え方も存在する」と述べ、総合判断であることを示唆。「いずれにしても政府側からまだ何も具体的に提示されていない段階なので、これこれでなければ駄目などと、今先にわが党のほうから言う必要はない」と述べた。

 (ロイター日本語ニュース 吉川 裕子)

 
 
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