東京マーケット・サマリー(12日)
レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値
<外為市場> 17時現在
ドル/円 107.02/07円 ユーロ/ドル 1.4541/43ドル
ユーロ/円 155.73/76円
午後5時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の午後5時時点からほぼ変わらず107円付近で取引されている。東京市場では手掛かり難から主要通貨が軒並みこう着。ドル/円は電子取引のEBSで上下38銭の値動きとなった。日本で前週末に行われた7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)も予想の範囲内との声が大勢で、値動きへの影響は限られた。
<株式市場>
日経平均 13021.96円(4.72円高)
12923.42円─13138.28円 出来高 21億5907万株
東京株式市場で日経平均は小幅反発。大引けにかけて上げ幅を縮小させたがプラスで引け1万3000円台を維持した。投信などから買い戻しが入ったがサブプライムローン(信用度の低い借り手向け住宅ローン)問題拡大への不安が根強く上値が重い。9日に東京で開かれた7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)は特段材料視されなかった。
TOPIXは小幅続落。東証1部騰落数は値上がり478銘柄、値下がり1164銘柄、変わらずは80銘柄と値下がり銘柄が多かった。
<短期金融市場> 18時10分現在
無担保コール翌日物金利(加重平均レート) 0.501%
3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り ─── (出合いなし)
ユーロ円3カ月金先(08年9月限) 99.420(─0.005)
安値─高値 99.405─99.440
無担保コール翌日物の加重平均金利は0.501%。国債発行日にあたるうえ準備預金の積み最終日が近づいているが、目立って資金を取り急ぐ動きはみられず、午後には0.50%割れの出合いも増えた。積み最終日に向けた取引は過熱感はなく、同日を挟むターム物やレポGCレートも0.55%付近が出合いの中心で落ち着いて推移している。年度末越えは外銀勢や証券勢の0.7%後半から0.8%付近にかけての取引が主体で「具体的に出合い始めているというよりは、まだにらみ合いの状態」(外銀)だという。
ユーロ円金先は、前週末の7カ国財務相・中央銀行総裁(G7)も大きな材料にならず、売り買いが交錯し方向感に欠ける展開だった。
<円債市場>
10年国債先物中心限月・3月限(東証)138.13(+0.18)
137.89─138.13
10年最長期国債利回り(日本相互証券引け値) 1.395%(―0.025)
1.410%─1.400%
国債先物中心限月3月限は前週末に比べて18銭高の138円13銭と続伸して引けた。13日の5年債入札に備えてヘッジ(損失回避)売りに上値を重くする場面もあったが、日経平均株価が引けにかけて伸び悩んだことに加えて、現物長期ゾーンなどに生保・年金など国内勢の買いが入ったことを受けて買いが優勢となり、高値引けとなった。現物市場では10年最長期国債利回り(長期金利)は同2ベーシス・ポイント(bp)低い1.400%に低下した。
<クレジット市場>
政保債(公営)10年 11.0─12bp 銀行債(みずほ)5年 25─26bp
地方債(都債)10年 15.0─16bp 電力債(東電)10年 21─22bp
一般債市場では、金利が低下(価格は上昇)したことで千葉市の地方債に利益を確定する売りが出た。クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場では、指標となるiTraxxJapanシリーズ8のプレミアムが急上昇し1月22日付けた最高値に迫った。海外CDS市場が11日、米保険大手アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)(AIG.N: 株価, 企業情報, レポート)が監査法人から価格評価が不適切と指摘されていたことが明らかになったことで、ワイド化したことに連動した。
<スワップ市場>
スワップ金利(18時15分現在の気配)
2年物 0.87%─0.83%
3年物 0.93%─0.89%
4年物 1.02%─0.98%
5年物 1.11%─1.07%
7年物 1.31%─1.27%
10年物 1.62%─1.58%
スワップ金利は、連休明けで動意に乏しい中、債券市場で国内勢の現物買いが入った長期・超長期ゾーンを中心に金利低下圧力がかかった。10年ゾーンの受けが目立っていたほか、10─20年をフラット化する動きが出ていた。一方、1─2年ゾーンは海外勢からとみられる払いが優勢。「欧州市場でクレジットスプレッド拡大とともにLIBOR(ロンドン銀行間取引金利)が強含んだことが影響しているのではないか」(邦銀)という。米保険大手アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)(AIG.N: 株価, 企業情報, レポート)がサブプライムローン(信用度の低い借り手向け住宅ローン)関連商品の算出について監査法人から不十分との指摘を受けたことで、サブプライムローン(信用度の低い借り手向け住宅ロ
ーン)問題による金融機関の影響がセルサイドからバイサイドに波及。「マーケットは疑心暗鬼になっている」(邦銀)といい、金利低下圧力がかかりやすくなっている。
前週末対比の金利変動幅は2年が1.25ベーシスポイント(bp)の上昇、3年が0.25bpの上昇。5年が0.125bpの低下、7年が0.5bpの低下、10年が0.75bpの低下、20年が1bpの低下、30年が1.125bpの低下。イールドカーブはフラットニングした。
[東京 12日 ロイター]
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