スイスのUBS、07年の純損失は43.84億スイスフラン
[チューリヒ 14日 ロイター] スイスの金融大手UBS(UBSN.VX: 株価, 企業情報, レポート)は14日、2007年通年および07年第4・四半期決算を発表した。07年通年の純損失はアナリスト予想と同水準の43億8400万スイスフラン、第4・四半期の純損失は124億5100万フラン(113億ドル)となった。UBSは08年も困難な年になると予想している。
また、リスクのある米住宅ローンに関して266億ドルの新たなエクスポージャーを明らかにした。
07年12月末時点のUBSのサブプライム(信用度の低い借り手への住宅ローン)へのエクスポージャーはネットベースで275億9400万ドルとなり、11月末時点の290億ドルから減少した。しかし一方で、プライムとサブプライムの中間に位置付けられるオルトAローンのエクスポージャーが266億ドルあると発表した。
UBSはこのオルトAローンのエクスポージャーに対して20億ドルの損失を、金融保証会社(モノライン)から購入した信用プロテクションに関して8億7100万ドルの損失を計上した。
主要事業部門であるウェルス・マネジメント部門の第4・四半期の業績は底堅く、新規資金流入額がネットで317億フランと、アナリスト平均予想の300億フランを上回った。
一方、アセット・マネジメント部門は同期に162億フランの資金流出となった。
マルセル・ローナー最高経営責任者(CEO)は電話会議で記者団に、1月にも引き続きエクスポージャーを減らす方針だと述べたが、市場の状況が極めて厳しいとして、第1・四半期の業績については予想を示さなかった。
© Thomson Reuters 2009 All rights reserved.
好決算でも足元の株価は慎重
好決算を株価が織り込むタイミングは、地合いが落ち着いてからとの見方が出ている。 記事の全文




