12月第3次産業活動指数、3カ月ぶりの低下の予想

2008年 02月 15日 12:00 JST
 

 [東京 15日 ロイター] ロイターが民間調査機関の予測をまとめたところ、経済産業省が18日午前8時50分に発表する12月の第3次産業活動指数(季節調整済み)は前月比マイナス0.2%と、3カ月ぶりに低下する見通し。

 2カ月連続上昇の反動がでるほか、卸売・小売業などが下押しに寄与しそうだ。同時に発表される10─12月期指数は前期比0.4%程度の上昇となる見込み。上昇すれば2四半期ぶりとなる。

 エコノミストからは「情報通信、卸売・小売などの低下が続き、3ヶ月ぶりに前月比マイナス。季節調整値のトレンド(移動平均)に頭打ち感が見え始めている」(みずほ総研)「気温が高めに推移したことや年明けのセールを前にして買い控えがおこり、コートなどの冬物衣料の売れ行きが不振であったことから、小売業は前月比マイナスに転じる見込み」(第一生命経済研)などの声が聞かれた。

 既に発表されている12月の商業販売額指数は季節調整済み前月比でマイナス1.9%(速報ベース)となっている。その他では、情報サービス、情報通信、金融・保険、複合サービスなどが下押しに寄与するとの指摘があった。

 12月全産業指数については、第3次産業指数の低下が予想されるものの、鉱工業生産がプラス1.4%だったことなどから、プラス0.2%と2カ月ぶりの上昇が予想されている。

 さらに11月に6カ月ぶりに上昇に転じた建設業活動指数も、住宅着工の持ち直しを反映して、引き続き押し上げに寄与する可能性がある。

 12月指数が予想通りになった場合、10─12月期全産業指数は前期比0.2%程度の上昇となりそうだ。上昇は2四半期ぶり。

 (ロイター日本語ニュース 児玉成夫記者)

 
 
 
 
 
 
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