欧州市場サマリー(15日)

2008年 02月 16日 09:36 JST
 
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  1355GMT  14日

ユーロ/ドル 1.4682 1.4637

ドル/円   107.47 107.93

ユーロ/円   157.78 158.02

              15日終値     前営業日終値

株 FT100 5787.6(‐91.7)  5879.3

  クセトラDAX     6832.43(‐129.85) 6962.28

金 現物午後値決め 912.50 906.00

ユーロ圏債券(カッコ内は先物が欧州市場の前営業日終値比、現物が前営業日終盤)

             先物    現物利回り

3カ月物ユーロ(3月限)  95.665 (‐0.035)  3.896(3.898)

独連邦債2年物 3.122(3.197)

独連邦債10年物(3月限) 116.40 (+0.27) 3.957(4.009)

独連邦債30年物   4.490(4.514)

 <為替> ドルが大半の主要通貨に対して下落。2月のNY州製造業業況指数が大幅に低下したことを受け、景気減速懸念が高まった。

 <株式> ロンドン株式市場は下落。この日発表された一連の弱い経済指標が圧迫したほか、金融セクターに関する悪いニュースを受け銀行株中心に売り優勢となった。

 2月の米ミシガン大消費者信頼感指数(速報値)は16年ぶりの低水準となった。

 米家電小売大手ベスト・バイ(BBY.N: 株価, 企業情報, レポート)が2008年度の利益見通しを下方修正したことから米株式市場は軟調となった。

 銀行株では、バークレイズ(BARC.L: 株価, 企業情報, レポート)、ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)(RBS.L: 株価, 企業情報, レポート)、ロイズTSB(LLOY.L: 株価, 企業情報, レポート)がそれぞれ2.8─3.5%下落した。

 米ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)紙が、米シティグループ(C.N: 株価, 企業情報, レポート)が傘下のヘッジファンドの1つの解約を凍結したと伝えたことも、圧迫材料となった。

 一方、グラクソ・スミスクライン(GSK.L: 株価, 企業情報, レポート)は1%高。米著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いる投資会社バークシャー・ハザウェイが同社への出資を明らかにしたことを好感した。アストラゼネカ(AZN.L: 株価, 企業情報, レポート)も0.5%高となった。

 BP(BP.L: 株価, 企業情報, レポート)は、ABNアムロの目標株価引き下げを受け1.9%安。ロイヤル・ダッチ・シェル・グループ(RDSa.L: 株価, 企業情報, レポート)も1.8%安となった。

 このところ堅調に推移していた鉱山株の一角にも売りが出て、BHPビリトン(BP.L: 株価, 企業情報, レポート)、リオ・ティント(RIO.L: 株価, 企業情報, レポート)、アングロ・アメリカンALL.Lは1─2.4%下落した。

 欧州株式市場は大幅下落となった。米経済の先行きや大手銀行による追加評価損計上への懸念が高まったことが背景。

 FTSEユーロファースト300種指数は26.20ポイント(1.96%)安の1309.34。銀行株が大きく売り込まれる一方で、食品や薬品などディフェンシブ銘柄の一角に買いが向かった。

 DJユーロSTOXX50種指数は78.61ポイント(2.07%)安の3719.28。

 仏銀ナティクシス(CNAT.PA: 株価, 企業情報, レポート)は11%安で引けた。クレジット関連で10億ユーロ(15億ドル)を超える評価損の計上を明らかにしたことが嫌気された。

 スイスの金融大手UBS(UBSN.VX: 株価, 企業情報, レポート)は3.8%安。シティグループがリポートで、UBSは一段の評価損計上の可能性があるとの見通しを示した。週足では約12%の下落となった。

 2月の米ミシガン大消費者信頼感指数(速報値)が予想を下回ったほか、2月のニューヨーク州製造業業況指数は2003年4月以来の低水準となった。また、シティ(C.N: 株価, 企業情報, レポート)は傘下のヘッジファンドの解約を凍結。米家電小売大手ベスト・バイ(BBY.N: 株価, 企業情報, レポート)は利益見通しを引き下げた。

 フォルティスのストラテジスト、フィリップ・ガイセルス氏は「米経済が徐々に景気後退に向かい、世界経済も減速しつつあるという兆候だ」との見方を示したうえで「上昇したところで売り、株式へのエクスポージャーをニュートラルかアンダーウエートにすることを推奨する」と述べた。

 銀行株は全面的に売られ、HSBC(HSBA.L: 株価, 企業情報, レポート)、BNPパリバ(BNPP.PA: 株価, 企業情報, レポート)、ソシエテ・ジェネラル(SOGN.PA: 株価, 企業情報, レポート)、バークレイズ(BARC.L: 株価, 企業情報, レポート)、スタンダード・チャータード銀行(STAN.L: 株価, 企業情報, レポート)が2.3─4.1%安となった。

 ドイツポストバンク(DPBGn.DE: 株価, 企業情報, レポート)は買収観測を背景に2.8%上昇した。

 ディフェンシブ銘柄が買われ、製薬大手グラクソスミスクライン(GSK.L: 株価, 企業情報, レポート)が1%高。米著名投資家ウォーレン・バフェット氏が率いるバークシャー・ハザウェイ(BRKa.N: 株価, 企業情報, レポート)が株式を一部取得したことが材料視された。食品大手キャドバリー(CBRY.L: 株価, 企業情報, レポート)は1.9%高。

 <ユーロ圏債券> 債券利回りが低下、価格は上昇した。この日発表された米経済指標が

弱かったことに反応した。

 2月の米ミシガン大消費者信頼感指数(速報値)は69.6と、16年ぶりの低水準となり、過去の米景気後退時の水準に並んだ。2月の米ニューヨーク州製造業業況指数はマイナス11.72で、単月としては最大の低下幅を記録した。

 市場が織り込む3月の米0.5%利下げの確率は、これまでの約58%から62%に上昇した。

 あるトレーダーは「市場は米統計に反応したが、ショートカバー材料と受け止めたようだ」と指摘。米市場が連休に入るため、手じまう動きがみられた、と述べた。18日の米国市場はプレジデンツデーのため休場となる。

 前日のウェーバー独連銀総裁のタカ派発言を受け、序盤の取引では売りが先行していた。

総裁は、金融市場のユーロ圏利下げ観測がインフレリスクの正しい認識を反映していないと述べた。

 独連邦債先物3月限は34ティック高の116.47。

 EURIBOR金利先物は2008年の各限月が最大3.5bp下落。先物6月限が織り込む0.25%利下げの確率は100%以下となっている。

                           [東京 16日 ロイター]

 
 

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