市場の金利予想、常に正しいとは限らない=ECB副総裁

2008年 02月 16日 10:51 JST
 
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 [フランクフルト 15日 ロイター] 欧州中央銀行(ECB)のパパデモス副総裁は15日、市場がECB金利の見通しを誤ることがあると述べるとともに、ECBのインフレ抑制姿勢を強調した。

 副総裁は独ベルゼン・ツァイトゥング紙とのインタビューで、「ECBは金融市場へのサプライズを回避したいと考えている。そのために、ECBの第1の目標および責務が中期的な物価安定を確実にすることであると、これまでに伝えてきた」と指摘。

 「時に、将来の金融政策をめぐる市場予想がECBのリスク評価と一致しないことが明らかになることもある」と話した。

 副総裁は、ECBの中心的メッセージは「1月以降それほど変わっていない」と指摘。この間、エコノミストの金利見通しは、据え置きあるいは利上げから、年内に2、3回の利下げが実施されるとの見方に移行した。

 経済指標について、最新の指標は成長見通しへの下向きリスクが支配的であり、若干強まったことを確認したとの見方を示す一方、「最新の情報からすると、いかなる成長減速の可能性も、それほど深刻なものではないはずだ」と述べた。

 トリシェ総裁同様、2月7日のECB理事会で金利水準の変更について議論されなかったことを確認。「信認を確実にするために中銀は言行一致でなければならない。現状では、これは金融政策が中期的な物価安定の実現目標に向いていることを意味している」と述べた。

 「インフレが今後数カ月に2%をかなり上回ると予想されているとしても、2008年中には低下するとみられる。この理由から、二次的効果を回避することが非常に重要だ」と話した。  

 
 
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