ブリヂストンの08年12月期、原材料高で22%の営業減益を計画
[東京 19日 ロイター] ブリヂストン(5108.T: 株価, ニュース, レポート)は19日、2008年12月期の連結営業利益は前年比22%減の1950億円を計画していると発表した。原材料の高騰や円高が影響する。ロイターエスティメーツによる主要アナリスト10人の予測平均値2311億円を下回った。
08年12月期は天然ゴムなどの原材料価格が営業利益を1240億円圧迫する見込み。利益率の高い製品の拡販や合理化努力では吸収しきれないため、750億円程度の製品値上げを計画しているという。
また、07年12月期に営業利益を190億円押し上げた為替は、08年12月期は285億円のマイナス要因に転じる。今年度の為替レートはドル/円で110円(前年度実績は118円)、ユーロ/円で155円(同162円)を想定している。
会見した荒川詔四社長は「以前なら天然ゴムの値動きはサイクル的で、合成ゴムもそれに追随していた。しかし近年は不透明で、為替はともかく、さらに(原材料価格が)上振れしないともかぎらない」と語った。
一方、08年12月期の売上高は前年比5%増の3兆5600億円を計画。タイヤを中心に販売数量が増加し、過去最高となる見込み。経常利益は同32%減の1490億円、当期利益は同31.6%減の900億円を計画している。
同日発表した07年12月期の連結営業利益は前年比31%増の2499億円で、過去最高となった。販売数量が増加したうえ、為替が利益を押し上げ、原材料価格の上昇を吸収した。
(ロイター日本語ニュース 久保 信博記者)
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