ユーロ圏のインフレ期待、十分に抑制されている=キプロス中銀総裁

2008年 02月 26日 09:36 JST
 

 [キービスケーン(米フロリダ州) 25日 ロイター] 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーであるキプロス中央銀行のオルファニデス総裁は25日、ここ数年ユーロ圏のインフレ期待は十分に抑制されてきたが、政策担当者はこれを当然と見なすべきではない、との考えを示した。

 バークレイズ・キャピタル主催の会議での演説原稿が、演説前にメディアに公表された。

 総裁は「統計によると、ユーロ圏のインフレ期待はユーロ導入以来十分に抑制されてきた」とした上で、「政策担当者は、インフレ期待が引き続き十分に抑制されることについて楽観視すべきではない」と述べた。 

 また「インフレ期待が物価安定と一致する水準から離れ、そのかい離が物価と賃金の設定に組み込まれて上向きの物価スパイラルをもたらす前に、適切な政策措置がとられるべきだ」と指摘、「インフレ期待が中銀の目標圏を離れることの長期的なコストが非常に大きいことは、歴史が示すところだ」と述べた。

 
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