サッポロHD、米スティールの株買い付け提案を拒否

2008年 02月 26日 17:44 JST
 

 [東京 26日 ロイター] サッポロホールディングス(2501.T: 株価, ニュース, レポート)は26日、取締役会を開き、米投資ファンドのスティール・パートナーズによる株式買い付けは、株主全体の利益を著しく損なう恐れが大きいとして、買収提案を拒否することを決めた。

 取締役会では、これまでスティールは短期的な利益を獲得するという投資行動を繰り返していると指摘。サッポロHD株の買い付けの目的や買い付け後の行動に「重大な疑念を抱かざるを得ない事情が存在する」との懸念を示し「買い付け後、経営支配権を取得した後にも、ひたすら自分の利益を追求しようとする存在として振る舞う可能性が十分ある」とした。

 ただ、スティールによる提案が、取締役会の賛同を得られることを条件としていることに加え、現時点では、大規模な買い付け行為が開始されていないことから、スティールに対する対抗措置の発動は具体的に予定していない、としている。

 スティールは、サッポロHDに対し、株式公開買い付け(TOB)による66.6%の株式取得を含む買収提案を行っている。2月4日には、サッポロHDの特別委員会が、スティールの買収は企業価値を損なう恐れが大きいとの意見書をまとめている。 

 (ロイター日本語ニュース 清水 律子記者)

 
 
 
 
 
 
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