公定歩合引き下げめぐり地区連銀の見解分かれる=米FRB議事録

2008年 02月 27日 09:05 JST
 

 [ワシントン 26日 ロイター] 米連邦準備理事会(FRB)が26日発表した公定歩合議事録によると、1月末時点で、2つの地区連銀が0.5%ポイントの公定歩合引き下げに反対する一方、9つの地区連銀は引き下げを支持していた。

 FRBは1月30日に公定歩合を3.5%に、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標水準を3%に引き下げた。その前週の1月22日には緊急会合でFF金利を0.75%ポイント引き下げていた。

 議事録では、1月22日の緊急利下げの数週間前には、大幅な利下げをめぐって12地区連銀の間で意見が大きく分かれていたことが明らかになった。

 セントルイス、アトランタ、カンザスシティー、サンフランシスコの4地区連銀が1月10日に公定歩合の据え置きを発議した。

 その1週間後、シカゴ、ミネアポリスの両地区連銀が公定歩合の0.75%ポイント引き下げを発議。一方、ニューヨークおよびフィラデルフィアの両地区連銀は0.5%ポイント引き下げを主張した。

 月末までには、過半数の地区連銀が米経済成長見通しの悪化に対処するために大幅な措置をとることを支持していた。

 議事録は「複数の理事は、短期的には、より緩和的な金融政策スタンスが米経済活動の顕著な減速に対して追加的保証を提供するとの結論に至った」としている。

 一方、ダラスおよびリッチモンドの2地区連銀は、将来のインフレに及ぼす影響を懸念し、据え置きを主張していた。

 議事録は「しかしながら、一部の理事は、そのような緩和的スタンスを続ける期間は、インフレの持続的な上振れリスクを踏まえ、注意深く検討する必要があると指摘した」としている。

 
 
 
 
 
 
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