日銀総裁人事、任期切れまで必要な時間とって政府案提示=官房長官

2008年 03月 3日 17:41 JST
 
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 [東京 3日 ロイター] 町村信孝官房長官は3日午後の会見で、19日に任期満了を迎える福井俊彦日銀総裁の後任人事について「日銀総裁の任期が切れるまでの間、必要な時間をとって(政府案を)提示する」と述べた。ただ、具体的な日程に関しては「提示の時期はまだ未定」と述べるにとどめた。

 福田康夫首相は3日、首相官邸で記者団に対し、日銀総裁人事について「もうそろそろ決めていかなければいけない時期にきている」とし、「金融は信用の問題でもある。日本の信用にかかわる」との認識を示している。

 与党が29日の衆院本会議で2008年度予算案と税制改正法案を強行採決したことを受けて与野党間の対立が激化、民主党の小沢一郎代表は1日に盛岡市で会見し、「政府・与党に対する信頼関係が完全に失われた状況にある。総裁人事であれ、与野党間で冷静に話し合う状況でなくなった」と日銀総裁人事への影響は避けられないとの見方を示している。

 3日午後の段階では、こうした与野党対立が解消するメドは立っておらず、国会は空転が避けられない情勢で、日銀総裁人事も暗礁に乗り上げている。

 参院の西岡武夫議院運営委員長(民主)は3日午後の議運委理事会後、記者団に対し、「29日の政府・与党による予算案などの採決の後遺症が残っており、日銀総裁の国会承認について影響なしとはしない」としながらも、「日銀総裁に空席が生じるべきではない。民主党ともよく相談し、空席がおきない方向で努力したい」と語った。

 
 
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