中国はインフレ抑制が可能、人民元相場はより柔軟に=人民銀行副総裁

2008年 03月 10日 10:51 JST
 
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 [パリ 7日 ロイター] 中国人民銀行の易綱副総裁は7日、中国および各国は、国内での相殺要因と世界の物価安定への取り組みを考慮すれば、過度のインフレ水準を回避できる、との認識を示した。

 フランス中銀主催のインフレと金融政策に関する会議で述べた。

 商品価格の上昇と金融緩和によりインフレ圧力は増しているが、各国中銀の健全な政策が物価上昇圧力を抑制する、という。

 同副総裁は「なぜインフレが深刻でないのか?それは金融政策が大幅に進歩し、各国の金融当局がインフレ対策に真剣に取り組んでいるからだ」と述べた。

 中国は自国の物価上昇圧力のコントロールを楽観視しており、世界の物価上昇も「穏やかな」ものになる見通しだという。

 またこの後記者団に対し、中国では穀物の供給も備蓄も豊富で、製造業の稼働率にも余裕があるため「今年、国内インフレを容認できる水準にコントロールできると確認している」と述べた。

 人民元については、中国がこれまで為替制度改革に向けてとった行動を強調。そのうえで、市場の力は人民元相場の決定要因として重みを増すとの考えを示し、着実で安定した方法で柔軟化を進める方針を明らかにした。

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