世界の不均衡是正に向け、経常赤字国通貨の下落が必要=英中銀副総裁

2008年 03月 15日 10:19 JST
 
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 [ロンドン 14日 ロイター] イングランド銀行(英中央銀行)のギーブ副総裁は14日、大きな痛みを伴わずに世界経済の不均衡を是正するには、多額の経常赤字を抱える国の通貨の下落が必要、との認識を示した。

 今週ドルが対ユーロで最安値を更新したことについては、ほとんど懸念を示さなかった。

 講演原稿によると、総裁は、急速な下落でなくても、相対需要に対する相対価格の変化を確認する必要があるとし「赤字国の黒字国に対する実効為替レートが徐々に下落することだ」と述べた。

 また「少なくとも米国では不均衡が是正され始めた兆しが見える。米国の経常赤字はピークを過ぎたもようで、大幅なドル安が調整を後押しするだろう」と述べた。

 ただ、中国など多額の経常黒字を抱える国に対するドルの下落は、その他の国に対する下落ほど大きくないとの見方を示し、米国の経常赤字の縮小は、これら黒字国の黒字縮小と一致しないだろうと述べた。中国がこれまで以上に人民元の柔軟性を拡大していることは心強いとも語った。

 
 

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