ロイター調査:2月の米PPIは0.3%上昇、前月から鈍化へ
[ニューヨーク 17日 ロイター] ロイターのエコノミスト調査によると、18日発表される2月の米卸売物価指数(PPI)は、1月から上昇率が鈍化し、前週発表された消費者物価指数(CPI)と同様、落ち着いた数字になると予想されている。
ロイターがまとめたエコノミストの予想は、PPIが前月比0.3%上昇(1月は同1%上昇)。食品とエネルギーを除くコアは前月比0.2%(1月は同0.4%上昇)となっている。
14日に発表された2月のCPIは、総合、コアともに前月比変わらずだった。1月は総合が前月比0.4%上昇、コアは0.3%上昇。2月が変わらずだったのは、エネルギー・輸送価格が一時的に下落したことが要因とされている。
2月のPPIは、米東部時間18日午前8時30分(日本時間午後9時30分)に労働省から発表される。
エコノミストのコメントと予想値(前月比上昇率)は以下の通り。
◎FTNファイナンシャル(予想:総合0.3%、コア0.2%)
2月のPPIはエネルギー価格高に押し上げられるだろう。2月のCPI統計ではガソリンやエネルギー価格が下落したが、生産段階では原油コストの上昇に直面していた。
食品も問題分野になる。1月のPPI統計で完成品の消費者向け食品は前月比1.7%上昇となったが、2月も同程度の上昇が見込まれる。多くの商品相場、とりわけ穀物価格には依然、強い押し上げ圧力がかかっており、その影響の消費者への転嫁が続くと予想する。
◎インサイト・エコノミクスのスティーブン・ウッド氏(予想:総合0.3%、コア0.2%)
2月PPIは穏やかな上昇を予想している。ガソリン価格は下落したものの、食品は引き続き急ピッチで値上がりしている。コアPPIも穏やかな上昇を予想する。自動車価格の低迷に加え、IT(情報技術)関連機器の価格下落がコア指数の上昇を抑えるだろう。
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