東京外為市場・15時=ドル一時102.34円、約1カ月ぶりの高値
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後3時現在 102.17/22 1.5555/60 158.91/03
正午現在 101.68/73 1.5605/10 158.74/87
午前9時現在 101.55/60 1.5615/20 158.56/69
前日NY17時 101.83/86 1.5613/17 159.04/11
[東京 2日 ロイター] 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の午後5時時点から上昇、102円前半で取引されている。午後に入ってから堅調な株価をにらみながら短期筋や米系証券を中心とする買い戻しが入り、約1カ月ぶりのドル高水準となった。
午後の取引で、 株価にらみの短期筋によるドル買いの動きが指摘された。市場では「足元では下値が101円半ばで止められているので、ドルが買い戻されやすい」(外資系証券)と見られていた。午後の遅い時間帯になって、ドルは短期筋の損失確定に伴う買い戻しが入るストップロスを巻き込み、上値を102.34円まで拡大。約1カ月ぶりの水準に上昇した。
ユーロ/ドルは米系証券などがドル買いに動き、一時1.5533ドルと前日海外の安値を大きく下抜けた。ドル買いは対円にも波及した。市場では「102円前半はテクニカル上、重要なポイント。ここを大きく抜けると104円付近への戻りも見えてくる」(都銀)との声が出ている。しかし、ドル/円の上値では輸出企業の売りが強まった。
対ドルで円売りが強まったことを受けて、円が他通貨に対しても下落している。特に、中東勢と見られる向きの買いが目立った英ポンド/円は201円前半から一時202円半ばへ上昇。14日以来の円安水準をつけた。豪ドル/円も92円後半へ上昇し、3月19日以来の円安水準をつけた。円が対ドルで下落する中、豪ドル/円では国内証券を経由した円売りが目立った。市場では投資信託などの動きではないかとの声が出ている。
豪ドルは午後の早い時間帯で、0.9073/75米ドル付近で、前日ニューヨーク市場終盤とほぼ同水準でやや上値の重さが目立った。豪政策金利は市場予想通り7.25%と据え置きになったものの、声明文で先行きの追加利上げに言及されなかったこともあり、豪ドルの上昇を抑えていた。欧米エコノミストの間では、5月の利上げの可能性について、据え置き派と利上げ予想派に分かれている。
一方、南ア・ランドは1ドル=7.97ランド付近に上昇。足元8ランド前半で弱含みが続いていたが、やや落ち着きを取り戻した。S&Pは前週発表のレポートで「南アフリカは、経済成長の力強さなどから電力危機に対応することは可能だが、需要を満たせる水準にまで発電能力を引き上げるには、2013年までかかるだろう」との見通しを示した。市場では「今後の電力供給問題などに注視する必要がある」(商社)と指摘されている。
(ロイター日本語ニュース 吉池 威記者)
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