東京株式市場・大引け=大幅続伸、終値で1万3000円台回復

2008年 04月 2日 16:06 JST
 
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日経平均 日経平均先物6月限 

終値 13189.36 +532.94 終値 13180 +500

寄り付き 12836.41 寄り付き 13090

安値/高値 12836.41─13189.36 高値/安値 13070─13220

出来高(万株) 206770 出来高(単位) 105266

 [東京 2日 ロイター] 東京株式市場で日経平均は大幅続伸。終値で前日比500円を超す上昇幅で、3月6日以来となる1万3000円台を回復した。欧米金融機関の増資報道に加えて、ポールソン米財務長官が、連邦準備理事会(FRB)によるベアー・スターンズBSC.N救済策について、損失が出た場合には事実上の財政支援を容認していたことが1日明らかになったことなどから、米国金融市場への不安が後退し買い安心感が広がったという。

 ザラ場で1ドル102円台まで円安が進んだことも、下支え要因となった。

 東証1部騰落数は値上がり1474銘柄に対し、値下がりは187銘柄。変わらずは63銘柄だった。 

 きょうの日経平均は終値で1万3000円台を維持したことから「半値戻しを達成した。テクニカル的に3月17日の安値を底として認識できる。4月いっぱいは堅調な相場が期待できそうだ」(国内証券投資情報部)との声があがった。第2四半期に入り、海外勢の動きに変化が出ているとの指摘もあった。「売りポジションの買い戻しは一日では終わらないだろう。金融不安の最悪期は脱し、今後は景気、企業業績に見合った株価形成になりそうだ」(コスモ証券エクイティ部副部長の清水三津雄氏)という。

 ただ、きょうの東証1部売買代金は2兆4455億円どまりで、薄商いが続いていることへの懸念は残る。三菱UFJ証券投資情報部部長代理 山岸永幸氏は、売り物が薄いため上値は伸びたものの、商いはそれほど膨らんでおらず、買いも打診買いの域を出ていないと指摘する。「今年の高値に接近している銘柄が増えてきたこともあり、上値では戻り待ちの売りも出てくる」(山岸氏)と慎重だ。

 金融不安について、本質的なところでまだ解決されていないとの見方も根強い。大和総研専務チーフストラテジスト 東英治氏は、欧米金融機関の増資が相次ぎ、世界の資金余剰を再確認した半面、これで金融システムリスクが払しょくできたとみていない。「肝心の米金融保証会社(モノライン)問題が決着していない。資金的なクッションが意外に厚かったというのは事実だが、モノラインの経営が正常化するまで安心はできない」(東氏)という。

 個別では、ソニー(6758.T: 株価, ニュース, レポート)やキヤノン(7751.T: 株価, ニュース, レポート)などハイテク株やトヨタ自動車(7203.T: 株価, ニュース, レポート)などの自動車株といった主力株が終日、堅調だった。メガバンク株ではみずほフィナンシャルグループ(8411.T: 株価, ニュース, レポート)などが値上がり率上位に入った。トヨタ自動車からの出資拡大ニュースが出た富士重(7270.T: 株価, ニュース, レポート)も買われた。

一方、金やニッケルなどの国際市況の軟化を受けて、住友金属鉱山(5713.T: 株価, ニュース, レポート)はさえない。1日に発足した三越伊勢丹ホールディングス(3099.T: 株価, ニュース, レポート)は売られた。ゴールドマン・サックスが新規に「売り」でカバレッジを開始したことなどが嫌気された。

 (ロイター日本語ニュース 石渡亜紀子記者)

 
 

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