情報BOX:金融安定化フォーラムが11日に発表する提言内容
[パリ 9日 ロイター] 金融安定化フォーラム(FSF)は11日に発表する最終報告書で、現在の世界的な市場の混乱の再現を防ぐため、情報開示の強化やリスク管理の向上など、さまざまな措置を7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)に提言する。
米財務省やその他のG7筋によると、FSFの提言に含まれる内容は以下の通り。
◎各国監督当局は7月までに銀行の流動性対策の指針を改善する。銀行は緊急時に確実に資金を得られるよう「ストレステスト」を実施する。
◎大手の国際金融機関の監視を共同で行う主要国当局者のチームを年内に指名する。
◎金融機関は自己資本および流動性のニーズに対するバッファーを拡大することでリスク管理を改善し、バーゼル銀行監督委員会はオフバランスの証券、複雑な商品について求める資本比率を引き上げる。
◎銀行はリスクエクスポージャーをさらに全面的に開示し、複雑な証券について適正価値の推定を公表することで透明性を高める。国際会計基準審議会(IASB)は迅速にオフバランスの機関に対する基準を厳格化する。
◎格付け会社は仕組み商品の格付け手法を区別し、透明性を向上させるとともに、仕組み商品の格付け決定にに当たっては最高の質の情報を活用する。
◎中央銀行と当局は、国際的なリスクを確実に認識できるよう、より頻繁に会合し、情報交換を推進する。
◎中央銀行は、金融システムにストレスがかかった場合に流動性を効果的に供給できる措置をとり、弱体化した、あるいは破たんの懸念がある国内外の金融機関への対応策を強化する。
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