セブン&アイHDは4.6%の営業増益予想、不採算店の閉鎖も進める
[東京 10日 ロイター] セブン&アイ・ホールディングス(3382.T: 株価, ニュース, レポート)は10日、2009年2月期の連結営業利益が前年比4.6%増の2940億円になる見通しと発表した。営業利益見通しは、ロイターエスティメーツによる主要アナリスト14人の予測平均値3077億円を下回っている。
デニーズを中心とするフードサービス事業は14億円改善するものの、依然として15億円の営業赤字になるほかは、コンビニエンスストア・スーパーストア・百貨店・金融関連全てで増益を計画している。村田紀敏社長は会見で「デニーズは、今年度60億円程度経費削減を行う。フードサービス事業は少しコンサバティブな見方をしている。今期黒字化に向けてやって欲しい」と述べた。
売上高に相当する連結営業収益は同0.1%増の5兆7600億円。前期は1ドル=117円だった為替レートが100円になっており、円高の影響で3000億円の減収を見込んでいる。営業利益段階では、70億円の減益要因になるという。
経常利益は同4.2%増の2900億円、当期利益は同4.9%増の1370億円になると想定している。
セブン・イレブン・ジャパンの既存店売上高は前年比0.5%増(前期は1.5%減)、イトーヨーカ堂は1.0%減(同2%減)、そごうは1.5%増(同0.2%増)、西武百貨店は1.6%増(同0.5%増)を見込んでいる。
村田社長は、消費環境について「昨年下期以降、消費者心理が節約志向になってきた」と述べ、同社としては、ばら売りや小パックなど、必要な量しか購入しない消費者ニーズに合った商品提供を進めている。
<08年2月期は6期ぶりの営業減益>
2008年2月期は、営業収益が前年比7.8%増の5兆7523億円、営業利益が同2.0%減の2810億円、経常利益が同1.3%減の2782億円、当期利益が同2.1%減の1306億円となった。営業減益になるのは6年ぶり。 続く...





