みずほFGが3度目の業績下方修正、サブプライム損失は通期5650億円に拡大
[東京 11日 ロイター] みずほフィナンシャルグループ(8411.T: 株価, ニュース, レポート)は11日、2008年3月期業績予想について3度目の下方修正を発表し、当期利益を従来予想の4800億円から3100億円に引き下げた。
ロイターエスティメーツによる主要アナリスト13人の予測平均値4499億円を大幅に下回った。傘下のみずほ証券でサブプライムローン(信用度の低い借り手向け住宅ローン)関連損失が拡大し、通期のサブプライム関連損失は1月時点に予想した3950億円から5650億円に拡大する。
みずほFG全体のサブプイラム関連損失は拡大の一途をたどり、通期の損失見込みは昨年11月に公表した1700億円から3倍以上に膨れ上がる見通し。今回の下方修正の主因は、みずほ証券のロンドンの子会社(みずほインターナショナル)で保有するCDO(債務担保証券)などの証券化商品で価格が下げ止まらず損失が拡大しているため。1月時点で、みずほ証券が08年1─3月期に計上する証券化商品関係の損失は500億円と想定していたが、今回1700億円上振れし、2200億円に拡大。同証券の08年1―3月期業績は当期損失が2200億円となり、07年4―12月期の損失1967億円と合わせると通期で4200億円の純損失となる。
一方、減損処理などの実施により、みずほ証券が保有する外貨建て証券化商品の残高(時価ベース)は、昨年12月末時点の4700億円から1000億円程度に減少した。
このほか、傘下銀行でもクレジット市場混乱の影響が出ているほか、株式相場の低迷による株式関係損益が悪化しているとした。
みずほFGは昨年5月には最終利益予想を7500億円としていたが、11月にサブプライム関連損失計上を主因に6500億円に、今年1月には4800億円に引き下げていた。
(ロイター日本語ニュース 布施 太郎)
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