欧州市場サマリー(25日)
1312GMT 24日
ユーロ/ドル 1.5608 1.5681
ドル/円 104.44 104.24
ユーロ/円 163.02 163.58
25日終値 前営業日終値
株 FT100 6091.4(+ 40.7) 6050.7
クセトラDAX 6896.58(+75.26) 6821.32
金 現物午後値決め 891.50 895.50
(カッコ内は先物が欧州市場の前営業日終値比、現物が前営業日終盤)
先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(6月限) 95.120 (‐0.010) 3.905(3.892)
独連邦債2年物 3.868(3.924)
独連邦債10年物(6月限) 113.54 (‐0.01) 4.180(4.198)
独連邦債30年物 4.719(4.712)
<為替> ドルが主要通貨バスケットに対し上昇。主要6通貨に対するNY商品取引所(NYBOT)ドル指数は1カ月ぶりの高値となる73.030をつけ、月間としては2年半ぶりに大幅な上昇になる見通し。米連邦準備理事会(FRB)が利下げを停止する可能性があるとの観測が高まっている。
<株式> ロンドン株式市場は反発。クレジット関連の評価損計上はピークを過ぎたとの楽観的見方が広がり、金融株が値を上げた。米原油先物価格が119ドルを超えて上昇したことを受け、石油株にも買いが入った。
FT100種総合株価指数は週足では0.5%高となった。
キャピタル・スプレッズのセールス部門代表、アンガス・キャンベル氏は「かなり心強い。値動きの荒い1週間だったが、6000台はキープした」と指摘。6100を超えることが望ましいが、その水準まで上がらなければ下落傾向が続いているということだと述べた。
金融株ではHBOS(HBOS.L: 株価, 企業情報, レポート)、HSBC(HSBA.L: 株価, 企業情報, レポート)、バークレイズ(BARC.L: 株価, 企業情報, レポート)、ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)(RBS.L: 株価, 企業情報, レポート)、アライアンス&レスター(ALLL.L: 株価, 企業情報, レポート)、ロイズTSB(LLOY.L: 株価, 企業情報, レポート)が0.5―4.4%値上がりした。
UBSはリポートでグローバル・バンキング・セクターの投資判断を「中立的」に引き上げたことを明らかにした。クレジット市場の改善、当局による介入の拡大、時価による評価損にほぼメドが付いたとみられること、金融機関による資金調達を理由に挙げた。
ブローカー大手ICAP(IAP.L: 株価, 企業情報, レポート)は4.1%高、ロンドン証券取引所(LSE.L: 株価, 企業情報, レポート)は3.6%高。
石油株ではBP(BP.L: 株価, 企業情報, レポート)が0.9%高、ロイヤル・ダッチ・シェル・グループ(RDSa.AS: 株価, 企業情報, レポート)が0.4%高。ガスのBGグループ(BG.L: 株価, 企業情報, レポート)は2.3%高となった。
広告大手WPPグループ(WPP.L: 株価, 企業情報, レポート)は6%安。 第1・四半期決算がさえない内容となったことを嫌気した。
欧州株式市場は続伸。エリクソン(ERICb.ST: 株価, 企業情報, レポート)の予想を上回る決算がハイテク株を押し上げたほか、銀行株が堅調となった。
FTSEユーロファースト300種指数は15.06ポイント(1.14%)高の1330.84。週間ベースでは0.4%近く上昇した。
DJユーロSTOXX50種指数は32.43ポイント(0.86%)高の3794.39。
エリクソンは16.6%上昇した。第1・四半期の営業利益が市場予想を上回り、一時27%高となった。
金融株の上げが目立った。過去数週間に複数の機関が発表した決算が予想ほど悪い内容でなかったことや、銀行の多くがバランスシートの強化対策を打ち出したことから、投資家の間に信用ひっ迫が最悪の事態を脱したとの見方が広がっている。
UBS(UBSN.VX: 株価, 企業情報, レポート)が3.6%、クレディ・スイス(CSGN.VX: 株価, 企業情報, レポート)が2.5%、バークレイズ(BARC.L: 株価, 企業情報, レポート)が2.6%それぞれ上昇。DJ欧州銀行株指数は1.7%高となった。
石油株が買われた。米軍海上輸送司令部契約の貨物船がペルシャ湾海上で、イランのものとみられる小型船2隻に対し威嚇射撃したことを受け、原油価格が上昇した。BP(BP.L: 株価, 企業情報, レポート)が0.9%高、ロイヤル・ダッチ・シェル(RDSa.AS: 株価, 企業情報, レポート)が1.1%高となった。
予想を上回る決算を発表したルフトハンザ航空(LHAG.DE: 株価, 企業情報, レポート)が4.1%高となり、DJStoxx欧州旅行・レジャー株指数を押し上げた。同指数は3.2%上昇した。
<ユーロ圏債券> 横ばい。日本の消費者物価指数(CPI)が10年ぶりの上昇率となったことで圧迫されたが、米ミシガン大消費者信頼感指数が26年ぶりの低水準を記録したことが下支えとなった。
日本の3月のコアCPIが前年比1.2%と1998年以来の高い伸びとなったことを受けて、序盤の欧州債券市場は軟調な展開となった。しかし4月のミシガン大消費者信頼感指数確報値が62.6と事前予想(63.2)を下回り1982年以来の低水準となったことで利下げ観測が高まり、上昇に転じた。
米短期金利先物市場は、月末の米連邦公開市場委員会(FOMC)で25ベーシスポイント(bp)の利下げが行われる確率を80%織り込んだ。消費者信頼感指数発表前は68%だった。
ロンドンのあるトレーダーは「けさ(の市場)はひどい状況だった。低インフレだった日本が突然、ほかの国と同様にインフレを懸念する立場に置かれた」と語った。その一方で「インフレの中心は日本ではなく米国だ」とも述べた。
EURIBOR(欧州銀行間取引金利)先物は、2008年の各限月が1.5ティック程度低下した。
カリヨンのストラテジストによると、ユーロ翌日物無担保金利加重平均(EONIA)は、欧州中央銀行(ECB)が政策金利を年内据え置くとの見方を示す水準。2009年2月までに3.92%への低下が織り込まれている。
[東京 26日 ロイター]
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